[2015年10月23日]
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“高齢者へは投資を” WHOが福祉への考え方を提議
高齢者は社会の負担ではない
世界保健機関(WHO)はこのほど、1日の「国際高齢者デー」に合わせた報告書を発表し、「他人に依存した重荷となる存在」など高齢者につきまとう負のイメージを払拭すべきだとする考えを発信している。
昨今先進国において揃って問題となっている社会の高齢化問題は、膨らんでいく介護や医療の費用を主因とする社会保障費の増加などから「社会の重い負担」と強調されることがり、またそういった認識がまかり通っている節もある。
WHOの報告書では、高齢者の社会に対する貢献を適切に評価すれば、こういった捉え方は適切なものではないとして警鐘を鳴らしている。